パワーリハビリテーション
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パワーリハビリテーションについて
パワーリハビリテーションとは、老化などにより低下した身体的・心理的活動性を回復させ、自立性の向上とクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の高い生活への復帰を目指すリハビリテーションの新しい手法です。メディカルトレーニングが発達しているドイツで使用されているトレーニングマシンを軽負荷で行い、全身各部の使っていない筋肉=(深津同筋)を動かします。まさに「老化に対するリハビリテーション」と言えるでしょう。
筋力強化を目的としたプログラムではなく、負荷設定などもフィットネスマシンとは全く異なる特徴があります。虚弱高齢者や要介護高齢者のトレーニングに適しています。軽負荷でマシントレーニングを行い、眠っている神経や筋肉を起こし、少しずつ日常動作の改善を図ります。
日本のリハビリテーション専門職の手によって開発された運動プログラム。負荷が少ない自然な動きの中で眠っている筋肉や神経を呼び覚まして、元気だった頃のように立ったり歩いたりできるようにとの願いが込められたマシントレーニングが中心のこの運動プログラムは、各地で目覚ましい成果を上げています。「この成果が老化に対するリハビリテーション」と言われる所以です。
主なご利用目的
- 最近転びやすくなってきた
- 外出したいがなかなか機会がない
- 最後まで自宅で元気に過ごしたい
- 人と関わりを持ちたい
- 家族が仕事に出ている間ひとりになりたくない
- 好きなスポーツができるようになりたい
- 病院でリハビリが終了した後もリハビリを継続したいなど
使用器具のご紹介
使わないことで動かなくなってしまった筋肉=「不活動筋」を再活動させることで、動く筋肉=「活動筋」に戻すことが大切です。
パワーリハビリテーションでは、上肢、下肢、体幹とバランス良くトレーニングします。
「リハビリフィットネス&シニアヨガ
花村」では、このような原理に対応できる下記マシンをパワーリハビリテーション用に使用しています。
PReStep
プレステップ
座りながら、歩行動作に近い効率的な上下肢運動をします。
両手両足を簡単に動かし、全身エクササイズ☆
各種疾患のリハビリテーション中の方もご利用いただけます。
Hip Abduction
ヒップAB
股関節(ヒップ)を開く動作と閉じる動作のふたつのトレーニングが行えます。アームの角度を変えることにより、両方向の運動が可能です。このマシンは「股関節を外側に開く」股関節外転という日常生活ではあまり行わない動作なので意識しにくいかもしれませんが、中殿筋の筋力向上により骨盤を安定させ、歩行のふらつきを防ぎ、バランス力の向上につながります。
関節の動き
股関節外転
使用される筋肉
殿筋群(中殿筋)
Horizontal Leg Press
ホリゾンタルレッグプレス
「股関節」「膝関節」「足関節」の3関節における伸展または底屈を同時協調した運動が行えます。水平のレール上をスライドするシートに座り、両脚でフットプレートを押す動作のトレーニングは股関節や膝を伸ばす機能に働きかけ、座る・しゃがむ・立ち上がり・立位保持・歩行・階段昇降などの日常生活に必要な起居移動作業が改善されます。足・膝・股関節周囲の安定性向上に☆
関節の動き
膝関節伸展・股関節伸展・足関節底屈
使用される筋肉
大腿四頭筋/ハムストリング/腓腹筋/ヒラメ筋
Leg Extension
レッグエクステンション
着座してトレーニングします。大腿四頭筋、特に内側広筋を強化します。移乗時の安全確認・可動域制限・目標設定を行えるエンドストッパーや、補助ウェイト機能付き!歩行が安定して階段の昇り降りがスムーズになったり、膝を伸ばす力がついて歩幅を広げられたりと、あらゆる効果が見込めます。
目的とする動作
膝関節周囲の安定性
可動性の改善
立位・歩行の安定
Torso Flexion
トーソーFLEX
日本人高齢者が使いやすい設計になっています。
- ウェイト同士がぶつかる衝撃や音を軽減するノンショックウェイトシステム
- 利用者の筋力に合わせた細かな負荷設定が行えるラバーウェイト
- 座ったまま、高さ・位置調節ができる
- 起立&着席動作の改善におすすめ!
動きのイメージ
体感屈折
使用される筋肉
腹筋群
Rowing
ローイング
前方のグリップを体に向かって引く動作(ローイング)のトレーニングが行えます。肩甲骨内転、肩関節伸展、肘関節屈曲により、菱形筋、広背筋、三角筋、上腕二頭筋を鍛え、肩甲骨周辺や肩周辺の機能向上が見込めます。肩こりや姿勢の改善などに効果的です。
関節の動き
肩甲骨内転・肩関節伸展・肘関節屈曲
使用される筋肉
僧帽筋中部・広背筋・三角筋後部